前回の「データ作成編」では、「AIデータ作成機能」を使い、3Dデータから立体パズルの加工データを生成する手順をご紹介しました。
今回は、生成したデータを使って実際に板をレーザーカットし、立体へと組み立てていきたいと思います。
1. カットデータの出力と加工条件の設定
まずは、作成した立体パズルのデータを、レーザーカット用の平面データとしてFalcon Design Spaceへ書き出します。

加工条件は前回の検証で設定した「板厚 2.8mm」に一番近いBasswood boardの3mmを選択しました。
今回使用したパラメーターは以下の通りです。
加工条件 | 彫刻 : 速度5000 / パワー30% |切断 : 1500 / パワー100

2. レーザー加工の実行
材料となる2.8mm厚の板を加工エリアにセットし、レーザーカットを開始します。
カットが完了した板がこちらです。

表面の焦げつきも少なく、スリットの角までしっかりと切断できていることが確認できました。
3. パーツの取り出しと組み立て作業
カットが終わったら、板からパーツを取り出していきます。スライスされ薄い形状なので慎重に取り外します。
パーツを手で押すと、大きく引っかかることなく外れました。

すべてのパーツを取り揃えたら、いよいよ組み立て作業に入ります。
表面に数字を印字しているので、数字と同じ段へ差し込んでいきます。

組み立ての際は、パーツの順番と向きを間違えないよう中央の軸から順に組み上げていきました。
実際にパーツ同士を差し込んでみると、スリット幅(2.8mm)と板の厚みがぴったり合っており、グラつきなく固定できました。
4. 完成
すべてのパーツを組み合わせると立体パズルが完成しました!

まとめ
今回は、AIが3Dデータを自動でスライスし、平面の設計図へと変換してくれる機能で作成したデータを使用して、実際に板をカットし立体パズルの組み立てを行いました。
簡単な形状で検証してみましたが、もっと複雑な形状でやってみても面白いかもしれませんね。
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